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就労移行支援事業所 リズム

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この困難なとき

リズムは在宅支援に移行した方が多くなり、午後の室内も閑散としています。様変わりした雰囲気にざわざわと心が波立ちそうな気持にもなります。
新型コロナウイルスの不安が社会に広がり始めた頃からずっと心に置いていた言葉があります。
それは尊敬する心理学者のひとり、ヴィクトール・フランクル先生の「夜と霧」に綴られた一節、

「わたしたちひとりひとりは、この困難なとき、そして多くにとっては最期の時が近づいている今このとき、だれかの促すようなまなざしに見下ろされている」
「そして、わたしたちを見下ろしている者は、失望させないでほしいと、惨めに苦しまないでほしいと、そうではなく誇りをもって苦しみ、死ぬことに目覚めてほしいと願っているのだ」
ー「夜と霧」池田佳代子訳 みすず書房よりー

大げさではあるけれど、不安が高まる中、マスクが手に入りにくくなる、自粛による「やりたいことができなくなる」居心地の悪さが日ごとに多くなっていく、そしていつこの状況の終わりが来るのか分からない「果てのないような」息苦しさ、これらの「苦しさ」を意識するたび、フランクル先生の言葉を胸の中で繰り返しています。
飢餓と強制労働で生命の危機に脅かされていた収容所の生活と現在の状況を一緒にすることはできませんが、どのような苦しみにあっても忘れないようにしてきた言葉です。
リズムの利用者さんが在宅支援に移る際、「このストレスのかかる状況を乗り越えることは、次に就職したときに役に立つ」とお話しました。フランクル先生の話は持ち出しませんでしたが言外に「ストレスに飲み込まれず自分を強く育てて」というメッセージを籠めました。

ああ、在宅支援のワーク内容に「読書感想文」も加えればよかったかしら。そんなことも考えてみました。

どうぞみなさん希望をもって頑張ってください。私も頑張ります。

   


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