4月6日（木）13：00、あきメンタルクリニック医院長ヒヤネ亜希子先生にお越しいただいて特別講座として講演を行っていただきました。当日はリズムの利用者さん以外に他施設の職員、利用者さんも参加されました。

講義のテーマは「疾患の受け入れ方について」でした。リズムの利用者さんたちの意見を聞き、ヒヤネ先生にお願いしたものです。先生も「難しいテーマだけれど」と話されつつも丁寧に説明をして下さいました。講義では先生の作られたプリントを基に実際の診察場面のロールプレイも交えながら「対象者（患者さん）を知っていくこと」の重要性、精神療法の基本（傾聴、受容、共感、支持）、などヒヤネ先生の「頭の中」を惜しげもなく公開して戴きました。

「疾患や障害など自分のマイナス部分を受け入れるのは、誰にとっても難しく、辛いことだ」

「けれども受け入れることができたなら」

「重い服を脱ぎ捨てたように心が軽くなる」

ヒヤネ先生が何度も繰り返し説明されていた言葉です。職員にも利用者さんたちにも深く響いた言葉でした。

今回、講演の準備としてテーブルの配置変え、近くの会館から椅子を借りてくる、そしてマイクセッティングなどの段取りを全て利用者さんたちが整えてくださいました。チームワークも手際も抜群。スキルは皆さん高いものを持っているよね、とあらためて思いました。ご協力ありがとうございました。

ヒヤネ亜希子先生に深く感謝いたします。