利用者さんが企画編集製作全てを行う季刊「リズム通信」の冬号の製作が始まっています。

毎回編集員を募り企画の段階から利用者さん同士で話し合いを重ねて内容を練り上げていきます。

題字のデザイン、記事、構成など役割分担も話し合いの中で決めていきます。

一連の作業には前向きな意欲、発想力、企画力など色々な能力が必要ですが何より集団でのコミュニケーション能力が必要となります。

話し合いの中で自分の意見を伝える、そして相手の意見を「取り入れる」ということは誰にとっても中々に難易度の高い作業です。

だからこそ編集に加わってみよう！と思える気持ちは素晴らしいです。

そしてグループワークの中で見えてくる課題は実際の職場でも直面するものなのかもしれません。

時に人との関わりに悩んでしまう利用者さんを見守りつつアドヴァイスしつつ、

「苦労はしても　笑い話に時が変えるよ」

と古い歌の歌詞のように心の中で励ましています。