「2019年10月12日、あなたはどこにいましたか？」

この日、台風19号の上陸により、長野県は過去最大級の水害を受けました。当社のある上田市では、千曲川の増水により堤防が大きく崩落したことで、地域のシンボルとしても親しまれていた上田電鉄別所線の赤い鉄橋が落橋し、その光景は多くの人に衝撃を与えました。この被災の直後から、鉄橋の土台となる堤防復旧の作業に総力をあげて取り組まれたのが、当社のパートナー企業でもある「株式会社宮下組」様です。

被災してから約1年半、まちの景色と日常を取り戻すため、災害復旧の現場で日夜作業にあたっていた関係者様の、状況や思いを知っていただく動画が完成しました。

動画は、当社が運営する就労移行支援事業所「リズム」の動画制作プログラムの一環として、宮下組様からご依頼を受けて制作したものです。「災害復旧のゲンバから」をテーマに、公共土木事業とそこに携わる人たちを広く知っていただきたい、そして仕事の魅力を若い世代に伝えていきたいという思いが、10分弱の動画に込められています。

動画制作を通じて宮下組社員様の仕事に対する情熱に触れ、復職や社会復帰を目指しているリズムの通所者は「自分も良い仕事ができるようになりたい」と感銘を受けたようです。リズムのプログラムとしても、とても充実したものとなりました。

「まちをつくり、守る」

新幹線の窓から見える故郷の景色がまちに戻るまでの物語をご覧ください。

【株式会社宮下組】

株式会社宮下組は、明治43年（1910年）の創業の建設会社です。 国土交通省、公団、長野県、上田市および近隣市町村の公共工事をはじめ 大型民間工事、住宅まで「地域・街をつくる」のが私たちの仕事です。