
リズムってどんなところ

お仕事を探すときはまずお近くの「ハローワークに行く」という人は多いと思います。もしハローワークで相談窓口の職員の方に「少し体調や準備を整えてから就職活動をしたほうがよいのでは」とアドバイスを受けたとしたら、みなさんならどうしますか?
もしかしたら「そんなことはない!」と思って別のハローワークに行くかもしれません。「就職しなければ!」と強く思っているときにそれを引き止められるのは、誰だって受け入れがたいものです。
そんなとき、必要な練習やスキルアップ、あるいは体調管理をできなかったために、長期間就職につながらない、せっかく就職しても短い期間で体調を崩して離職してしまう人も、けっして少なくはありません。
自分では大丈夫、できると思ってチャレンジして、何回も体調不良などで離職をして挫折する人もいらっしゃいます。挫折体験をくり返すことで深く傷ついてしまった心を、何年もかかって癒していかねばならない人もいます。必要以上に深く傷ついてしまう前に各種のサービス、支援者の声に耳を傾けていただきたいと思います。そのときには回り道に見えても結果的には近道だった、ということも多いと思います。
私たちは「就労移行支援」がもっと身近で当たり前なサービスになることを目指しています。ピアノやサッカーなどの習い事、クラブ活動、そして塾やカルチャー講座に通うのと同じ感覚で「必要なときに必要な就労のスキルを習得する」サービスになりたいと願っています。もちろん、そこには心のケアも含まれます。
リズムのドアを開けて一歩室内に入ると、そこは南向きの大きな窓から日差しが差し込んでいます。「カフェみたい」と言っていただくことも多い、明るい開放的な雰囲気の中で、みなさん一人ひとりの希望のためにスキルアップのお手伝いをしたいと思っています。カフェに立ち寄るくらいの気楽な気持ちでお問い合わせ、ご相談をいただければ幸いです。
一人で悩んでいると、なかなか前に進めなくなってしまうものです。
そんな時は、リズムを利用してください。同じ悩みを持つ仲間といっしょに社会参加・就労をめざしませんか。
まずは仲間とコミュニケーションを取りながら「心のリハビリテーション」をしましょう。
一人で家にいると、他人との交わりからどんどん遠ざかってしまいますね。
リズムで大切なコミュニケーションの習慣を身につけて、就労への自信を生み出しましょう。
毎日、他人とあいさつすることだけでも社会への順応性が育まれます。あわせて、相手の気持ちを考えながら自分の気持ちを伝えることの大切さを日々の生活のリズムで実感していきましょう。
必要に応じて主治医診察の同行、ハローワーク等への同行など、医療と労働のバランスを考えた、利用者のみなさんのライフスタイルに寄り添った支援をめざします。例えば、主治医の先生に「上手に思ったことを伝えられない」というお悩みもサポートいたします。
利用者のみなさんからリズムの感想を聞きました。
症状との折り合いがとれるようになる♫
生活のリズムが整う♪
居場所と自信が持てる♪
経験を共有する仲間がいる♫
わたしのアメニティー♩
プログラムが楽しい♫
リズムは上田駅から徒歩8分、海野町商店街にある多機能型支援事業所です。精神疾患・発達障害・高次脳機能障害などの「働きづらさ」を抱える人の「生活の再構築 Life style remodeling 」と 一般企業への就労支援を行う通所型施設です。
リズムの特徴は
生活訓練(作業療法士の技術)+ 就労移行支援(職業カウンセラーの技術)
専門性を生かして「本人の成長を促進し、社会参加・一般就労に繋げる」ことを目標としています。
ひとりひとりの個性にあわせたプログラムを提供し、ライフトレーニング(訪問訓練・生活訓練)、就職活動の支援を行います。就職後も長く働き続けられるように併設の「就労定着支援事業所リズム」で職場定着支援を行います。
「ひきこもりから抜け出して社会に参加したい!」 「そろそろ症状も安定してきたので働いてみたい」
「ハローワークには登録したけれども、そこから先が進まない」
そんなときは、お気軽にリズムに相談してください。